フィラリア症予防も、はじまります🐶
フィラリアは、蚊が運ぶ代表的な犬の病気であり、フィラリアが肺動脈や心臓に寄生することによって後々に様々な恐ろしい症状を引き起こす病気です。
都会では、ほとんどみられることがなくなった病気ですが、この地域ではまだまだフィラリア症に感染してしまい、酷い咳がでたり、腹水が溜まってお腹が張ってしまった子たちが見受けられます😢
毎月の予防薬の投与により感染予防ができる病気ですので、フィラリアが心臓へ寄生するのを防ぎましょう!!
予防薬の投与開始時期は、フィラリア感染開始(蚊の出始め)の1カ月後~感染終了1カ月後までとなります。
例えば、この地域だと一般的には4月~11月に蚊が発生する(感染期間)と言われているため、
その場合の予防薬投与は、5月~12月の間の毎月1回ずつとなります。
『ん?蚊が出た後でいいの?先に飲まないと感染してしまうでしょ❓』と、ここで違和感を感じた方!!
実は、フィラリアの予防薬は、すでに感染したフィラリア幼虫を心臓に到達させる前に駆除することで、心臓への寄生を予防するお薬なんです!
ここで注意しなくてはいけないのは、
内服することによって蚊に刺されなくなったり、1カ月間駆除効果が続いているという訳ではなく!!
投薬前1カ月間に感染したフィラリアの幼虫を、月に1回の予防薬で駆除するというところです。
そのため、蚊がいなくなった後、1カ月後まで予防薬を飲ませることがとても重要となります😊
途中の投薬はもちろんですが、シーズン最後の投薬を忘れてしまうとフィラリアの心臓への寄生を許してしまうことになるかもしれないので気をつけましょう。
もしも、何らかの理由により感染してしまい、フィラリア成虫により産出される子虫が犬の体内にいることを知らずに予防薬を投与してしまうと、最悪の場合は死に至ることがあります。
毎年、予防薬の投与開始前には、検査キットを用いてフィラリアが寄生していないことを確認しましょう🐶